メモ帳 備忘録
持株会社(もちかぶがいしゃ)とは、他の株式会社を支配する目的で、その会社の株式を保有する会社を指す。ホールディングカンパニーとも呼ぶ。他の株式会社の株式を多数保有することによって、その会社の事業活動を支配することを事業としている会社である。
一般に、持株会社のうち、本業を行う一方で他の会社を支配するものを事業持株会社、他の会社の支配を本業とするものを純粋持株会社と呼ぶ。ただし、いずれも法令で定義された用語ではない可能性が高く[3]、純粋持株会社か事業持株会社かどうかは、「他の会社の支配を本業とするかどうか」で判断することになる。
ホールディングス
英語において「持株会社」を直接示す語の一つである
グループ
英語において「集団」「同系列に属する組織」を示す語である
メリット
ある特定の部門の利益にとらわれない、戦略的な本社(親会社としての持株会社)の構築。
新規事業の立ち上げがしやすい。
経営統合で合意済みの他企業に対する買収、グループ化(M&A)がし易い(友好的買収)。
傘下の各社への権限の委譲がしやすい。
柔軟な人事制度の導入がしやすい
デメリット
子会社から見た場合、親会社(持株会社)への「お伺い」が増えてしまう。
各子会社(事業会社)間の横の連携がしにくい。
労働条件の交渉について、使用者側の窓口(実際の雇用関係のある子会社なのか、子会社に対して実質的な経営権を有する持株会社(親会社)なのか)が不明となる。