年始の挨拶周り
昼食にしようと思いラーメン店へ
そこはボリュームもメニューの種類も多く
とても人気のあるお店なんです
店内は広々していて
お昼の時間帯ということもあって繁盛している
スタッフは5名
すべて女性だ
そのうち1人はおばあちゃんで
ラスボス的な雰囲気を出していた
ただ、このお店料理が出てくるのが遅い
次のユーザーとのアポの時間があるので
あまりゆっくりもしてられないっていうのに
厨房の中を見ると
鍋を振っているのはハリセンボンの春菜に似ている
ぽっちゃりメガネの女性だ
まるでリアル角野卓造である
その春菜が一人でチャーハンを炒め
ラーメンを茹で、五目あんかけ焼きそばを作る
残りの4人は具を用意したり皿をセッティングして
春菜が鍋を振る様子をずっと見守っている
そのうちの1人に唯一許されていることは
餃子を焼くことのみ
ラーメン&餃子セットの
ラーメンを茹でるタイミングで餃子を
焼き機にセットする
タイミングが難しいかなり高度でレベルの高い仕事だ
春菜との呼吸を合わせなければいけない
ちなみに俺が頼んだのも
人気のラーメン&餃子セットだ
しかし、春菜とのコンビネーションが上手くいかなかったのだろうか
または春菜が疲れて調子が悪かったのだろうか
フライング気味に焼いた餃子が冷え冷えの状態で
熱々の五目あんかけラーメンと一緒に出てきた
この時間がない状態で
熱々のあんかけラーメンは危険だ
せめて逆バージョンにしてほしかった
急いで口の中へかきこんで
口の中が大ヤケドのベロベロな状態で
次のユーザーのところへ行ったという話でした