前編からの続き
俺たちが見上げると
風呂に入ってきたのはおじいさん
裸にタオル1枚だが
頭に麦わら帽子というかテキサスハットみたいな
帽子を被ったまま入浴してきた
やばい!笑いをこらえられない・・・
しばらくして、友達が そのおじいちゃんを
いじりだす
「その帽子、素敵ですね」
「お!そうだろ。カッコイイだろ」
「コレ、あんたにやるよ。」
完全に友達は墓穴をほった
断ることもできず渋々もらってたが
店の外に出た瞬間に捨てていた
ちなみにお風呂を上がった後に
目の前のショーケースに
コーヒー牛乳が入っていたので
美味しくいただきました
やはり風呂上がりのビンに入った
コーヒー牛乳は格別に美味い
番台にお金を置こうと思ったが
いくらかわからなかった
ふと気づいたが
あのおじいちゃんお金払ってなくね?
もしかして、払わなくていいのかも?
とりあえず、番台に払った入泉料
そっと財布に戻し僕たちは帰ってきた
そんな思い出のある町に久しぶりに
仕事でやってきて、しばらく探索してみたが
銭湯があった場所あたりを通ったが
それらしき建物は無かった
少し寂しい気持ちになりました